「12 AUG 2013」
鳥 扱 い 注 意 。
中国、インドネシア、カンボジア、バングラデシュ、エジプトなどでは、最近も鳥インフルエンザ患者が発生しています。
特にアジアやアフリカ、中東に旅行されるみなさま、現地でニワトリやアヒルなどを飼育している場所、
鳥が売買されている市場に近づかないでください。鳥の死骸やフンには絶対にさわらないでください
帰国時に具合が悪い方や、現地で鳥の死骸などに 触ったと思われる方は、検疫所の担当官にご相談ください。
また、帰国後、10日以内に具合が悪くなった場合には、
医療機関を受診し、「鳥インフルエンザの発生地域に渡航していた」ことを伝えてください。
ご不明な点は、最寄りの保健所にご相談ください。
蚊意 外 に キ ケ ン あ り 。
マラリア、デング熱、チクングニア熱といった、蚊が媒介する感染症が、
世界中の熱帯・亜熱帯地域で流行しているのをご存じでしょうか。「蚊にさされた程度で」とあなどるなかれ、
場合によっては命にかかわる病気にかかることも。海外の蚊は意外にキケンがいっぱいなのです。
熱帯・亜熱帯地域へ旅行されるみなさま、現地では長そでと長ズボンの服を着たり、
虫よけスプレーや蚊取り線香を使ったりして、蚊にさされないよう十分にご注意ください。
現地で蚊にさされて熱が出た場合は、早急に医療機関を受診しましょう。
帰国時に発熱などがある場合には、検疫所の担当官にご相談ください
動 物 と は
離 し 上 手 に 。
さ ま ざ ま な 国 で 、 さ ま ざ ま な 動 物 か ら狂 犬 病 に 感 染 す る キ ケ ン が あ り ま す 。
海 外 で は 、 動 物 と 距 離 を お き ま し ょ う 。
狂犬病は、日本ではあまりなじみがありませんが、海外では今なお、先進国でも発生している感染症です。
発症した犬だけでなく、猫、コウモリ、キツネ、アライグマなどにかまれてうつることがあり、発症したらまず助かりません。
現地では、素姓のわからない動物とは上手に距離をとって、むやみに近づいたり、さわったりしないようにしましょう。
現地で動物に咬まれた場合は、すぐに傷口を石鹸と水で洗い、医療機関を
受診しましょう。感染の恐れのある場合は、帰国時に検疫所にご相談ください。